問うということ

経営支援の仕事をするうえで、「質問すること」、つまり「問う」という行為が、私の最も大切な役割だと感じています。

ご相談に来られるのは、経営者の方、これから事業を始めたいという方、許認可の手続きを考えている方、あるいは少し人生に迷いが生じている方など、本当にさまざまです。ただ一つ共通しているのは、皆さん何らかの課題や不安を抱えていらっしゃるという点です。

そうした方々のお話を伺いながら、「どこに困っているのか」「何を目指しているのか」を、できるだけ丁寧に掘り下げていくために、「問う」ことが大切です。

たとえば、「今期は前より業績が良かったです」と言われた時、そのまま受け取らずに「売上、利益のどちらが良くなりましたか」「どのくらい良くなったのですか?」と、具体的にお尋ねします。すると、相談者の方もご自身の言葉をあらためて整理しはじめるのです。

質問を重ねることは、単に情報を引き出すだけではなく、言葉の意味を確認し合い、考えをそろえていくプロセスでもあります。ここをおろそかにしてしまうと、思い込みで判断してしまったり、的外れなアドバイスをしてしまうことにもなりかねません。

「問う」ことは、信頼を築くための第一歩でもあります。

圧迫的な問いは逆効果ですが、相談者の方に対して興味関心を持って、質問を重ねることで信頼や信用が生まれるようにしていきたいものです。

明日も質問から始めます。色々教えてくださいね。

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